保存治療について

手袋をする医者

保存治療が困難な場合

腰部脊柱管狭窄症は特に高齢者に多く発症する病気です。無治療の場合には、徐々に症状が進んでくるのが特徴で、時に歩行も困難になるのです。この腰部脊柱管狭窄症は、治療の初めには主に薬物療法や理学療法、神経ブロックなどが試みられます。こういった治療で改善が難しい場合には、現在手術が行なわれることもあるのです。手術にはいくつか方法があり、それぞれ治療費も異なってきます。例えば、刺激を与えている骨を部分的に切除する手術の場合には、医療費は保険適応で約30万円から40万円です。一方脊椎を補助用具で固定する手術を行なう場合には、約40万円から60万円となります。限度額認定証を用いれば、窓口での負担は大幅に軽減される訳です。

骨や脊柱管に治療を施る

腰部脊柱管狭窄症で行なわれている手術では、脊髄や神経を圧迫している部分を様々な方法で治療していきます。圧力をかけている部分の骨を削って刺激を失くす切除術や、脊柱管を広げる治療などが行なわれていく訳です。脊柱管の安定を保つために部分的な固定をする手術も現在では広く実施されています。この方法では、自分の骨を移植したり専用の器具を使用して治療が進められていくのです。手術の後は、約2週間程度で退院が出来ます。その後は一定のリハビリを行なうことが有効とされており、体に負担のかけないストレッチや筋肉のトレーニングなどが推奨されているのです。こういったリハビリを行なうことで、腰部脊柱管狭窄症は再発のリスクも減らすことが出来ます。